メーカー/機種名 |
ギブソン J-50 DELUXE # 1974年製 |
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スペック |
色 |
N(ナチュラル) |
材/塗装 |
BODY=スプルース(top) マホガニー(side/back)
NECK=3P
FRETBOARD=ローズ
FINISH=ラッカー |
ピックアップ |
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改造/交換 |
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当時の定価 |
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コメント |
これを買うまでは、6弦のアコースティックギターは持っていませんでした。今考えても不思議です。それまでは誰かのギターをいつも借りていました。
いいアコギが欲しくなり、神戸のHコーポレーションという楽器店に入り浸りになったことがありました。このギターは、それ以前に購入したため、今は後悔しています。何せその楽器店はオールドマーティンの宝庫で、最近ではアコギ通なら知っている「Fields」というブランドのギターを販売する前に入り浸りになっていたのですが、やはり'69年のD-45にはノックアウトされました。これがギターの音?というぐらい、目からウロコの状態でした。その音を知っていたら、このJ-50は買わなかったでしょうね。
だからと言ってJ-50が悪いわけではありません。ラウンドショルダーのJ-50は今でも欲しい1本です。当時もラウンドショルダーは今ほどではありませんが高価で、私には買えませんでした。
で、このギター、TOKAIのLS120のコメントにも書きましたが、神戸G工房で購入しました。いわゆるデッドミントだったのですがちょっと弾きづらく、オーナーが「弾きやすくしておきますよ」と言うのでお任せしたのですが、やはり何かひっかかりました。もう1本J-45があったのですが、それよりもこちらのギターの方が音が良かったので、どうしてもこれが欲しかったのです。周りにもギブソンユーザーがいなかったので。まあ、納得の状態にはなっていたことから購入しました。
音に不満はありませんでした。ギブソンらしからぬ低音の豊かさ。オンマイクでは簡単に歪んでしまいます。しかし、やはり弾きづらいので、その後お付き合いさせていただいていたHコーポレーションに持ち込んだところ、「ネックがねじれている。ブリッジも削りすぎ。」と言われました。そう、「弾きやすく」するために、神戸G工房のオーナーはブリッジを削っていたのでした。
音に不満はなかったのですが、そうなると弾く気が薄れます。それから何年かして、とうとう売ってしまいました。ほんと、音は良かったのですけどね・・・。 |
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